車離れが深刻

車離れで思ったこと

高齢化と少子化に伴ってドライバーの減少、すなわち車離れが進んで来て久しくなりました。

車離れと言うと20代以下の若い世代の人たちが車を運転しなくなるという意味合いが強かったのですが、ここ数年では高齢者も車離れの傾向が出て来ています。

最近目立つようになって来た高齢者によるアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故が多いので、そうなる前に免許を更新せずに返還しようと考えてる人も増えています。

年々増えて来ている高齢層と呼ばれる世代ですが、年齢と共に身体能力の衰えは個人差があるにせよ等しくある事なので、高齢者の車離れも今後も増えて行くのではないでしょうか。

現役時代に車をよく乗っていた人でも、引退して車を乗る機会が減ると感覚だけが現役のままのつもりですが、身体能力は確実に衰えて行くので、過信した運転は事故に繋がります。

また若い世代の男性の人たちも車は高価な物で維持するのも大変だという事と、車を運転する事自体を煩わしいと思う人すらいて、就職時には必要なので免許だけは取って車には乗らない俗に言うペーパードライバーになる人も増えて来ています。

この高齢者と若い世代のダブルパンチで年々ドライバーは減少して行っている傾向にあります。

原因はなかなか複雑

若い世代の車離れには原因に繋がって来る時代背景が数多くあるので、一つの問題を解決すれば車離れは無くなると断定しにくいですね。
先程のペーパードライバーの話みたいに車に興味を持つ人が少なくなったと言えますし、公共交通機関が発達して来たので、車を使う必要性が無くなったという人も中にはいるかもしれません。

以前は高くても車自体に興味を持っている人も多く、多少無理をしてでも購入している人が多かったように思います。

しかし現在は以前よりも車以外に興味を持てる事柄が増えて来て、色々な選択肢が出て来たので、車だけに興味を持っている人も少なくなって来ているというのがありますね。

本当に必要で無ければ車を購入するという判断に達しない人が増えて来ているように思います。

若い世代に関してもう少し違った視点で見てみると、以前は少なかった女性ドライバーの方は増えているので、車離れという言葉の影響であまり気付かれないですが、その点に関しては非常に良いと言えます。

以前は『車は男性が運転する物』というイメージも強く、若い世代のドライバーは男性が圧倒的に多かったですが、今は女性にも車を運転するという事が浸透して来ているというのが、普段運転していても分かりますね。

自動車の進む道は…?

高齢層だけでなく、どの年代でも運転をアシストする機能(自動運転や自動ブレーキなど)に興味を持っている人が多く、そういう機能があれば運転時の負荷が減って運転がしやすくなるので、それがすべての年代の車離れを少しだけ歯止めを利かせる事が出来るのかなって思います。

そうすると、あとは経済的な負担ですね。

確かに車は購入した後も維持費が掛かるので、その点で躊躇してしまう人も多いみたいですね。

ガソリンの料金も以前と比べて割高になっていますし、車検も通常2年に1度あるので、その度に10万円くらい掛かってしまうのは、家計にとって結構痛手です。

保有するのが経済的に厳しいので最近ではレンタカーやカーシェアリングを有効活用する人も増えて来ています。
高い物だからこそ大切に乗るので、そういう意味ではいいのかなって思いますけど、現状を考えると車を維持する事ってやはりある程度の余裕が無いと厳しいですよね。

以前と比べると、だいぶ華々しいところが無くなって来たかなと思える自動車関連の業界ですが、今度は実用性を全面に出して、車が本当の意味で『無くてはならない必要な物』と思える存在になって行って欲しいなと思います。

【参考文献】
http://www.jama.or.jp/lib/invest_analysis/pdf/2015PassengerCars.pdf

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