ダイハツ タント(LA650) 試乗レポート

tanto la650 ダイハツ(DAIHATSU)

まだまだダイハツの稼ぎ頭

ちょっと以前に現行のタントを見る機会があったのですが、ちょっと寝かし過ぎてしまい、今回の記事公開となりました。
コロナを言い訳にしたくはないのですが、やはりコロナのせいで環境の変化が少なからずありました。
車の業界もコロナに対して立ち向かっている感じはヒシヒシと伝わって来ます。
とりあえずちょっと時期が遅れてしまいましたが、タントの感想を述べようかなって思っています。

一番初期のタントが出てからもう20年近く経ちますが、モデルごとに形を変え現在も進化し続けています。
タントが出る前まではムーヴに人気がありましたが、タントの登場でムーヴはミラとタントの中間のような位置付けに変わりました。タントが出る前まではムーヴもなかなか背の高い車だったのですが、現在は中間の高さで落ち着いています。

同じような事がダイハツの永遠のライバルであるスズキのワゴンRでも言えます。ワゴンRも元々はちょっと背が高い車だったのですが、スペーシアの登場で、ミドルの高さの位置付けになりました。
高さがあるので燃費面ではなかなか難しい部分もありますが、その分軽自動車にしては大きいスペースがあるというのが魅力です。最近は色んな便利な機能も付いて、今後もまだまだ進化して行く事でしょう。

本モデルのCMに大泉洋さんを起用してインパクト重視で攻めていますが、どうでしょうね、正直前モデルよりかはドカーンと当たっている感じはしていないかなって思いました。
スペーシアの方が軍配が上がっているような状況かもしれませんが、やはりスズキはハイブリッドがあるというのも魅力の一つになると思います。
軽自動車のオーナーさんは結構シビアなんです。だからちょっとでも経済的にメリットがあると、そちらの方に傾いてしまうのは必定ですね。

それでもダイハツが好きというオーナーさんを中心にタントは今でもそこそこの人気があります。
タントだけに限らない話ですが、ここ数年で軽自動車の値段って随分上がったような気がします。
燃費が良くなっている割に税金は高くなってますし…その燃費改善ももう限界違いところまで来ています。
あとはアイミーブみたいに電気自動車にシフトして行くしか方法が無いのかもしれません。
軽自動車はいわば庶民の味方ですんで、行政機関はもっとお手柔らかにお願いしたいところであります。

現状燃費の方はそんなに変わらなくなって来たので、このタントもそうですが装備や機能で勝負しています。
スマアシはもちろんウォークスルーで後部座席に行ける機能はなかなか便利です。
最近の軽自動車は普通自動車にも遜色しないくらい機能が充実しています。
だから値段も高くなっているのかもしれません。
2030年代にはガソリンで動く車は新車として世に出回らなくなるかもしれないので、今から軽自動車もその年代に合わせてシフトしていかないといけないのかもしれません。
もうそういう時代もそんなに先の話ではないのかもしれませんね。

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