ある意味いい戒めになりました
ここのところ車のメーカーに動きが出て来ていますが、スズキも燃費の不正の疑惑が持ち上がり、全社を上げて解明に勤しんでいました。
スズキは超トップダウンの環境で有名ですが、現在も鈴木修会長が86歳と高齢ながらも全権を持っています。
今回の一件でCEOは辞退されましたが、実質はまだ実権を持っているという話もありますね。
結構凄い事ですよね。
もうそれくらいの歳になると難しい事も考えられなくなるような年齢と言ってもおかしくないくらいですが、未だに現役でしかもトップに立って頑張っているというのはただただ感服の一言です。
ただやはり長い年月を同じ方法で続けて来たせいか、その方法が定着してしまい、なかなか抜け出せなくなってしまうというデメリットもあります。
いずれは世代交代の時も来るのでしょうけど、まだ当面は現在のスタイルが続きそうですね。
今のスズキがあるのは鈴木会長の活躍があってこそだと思いますが、トップダウンの環境が長い期間続いているので、もし今の環境が変わってしまうとなると、これからのスズキには一抹の不安が無いとも言い切れないですね。
最近はいろいろとカッコイイ車も出していますし、これからも色んなところで活躍して欲しいなって思います。
同じ軽自動車を売っているライバルのダイハツもトヨタの子会社となりますし、スズキは今回の一件では鈴木会長がCEOを辞した以外に変化は特にありませんが、先に問題を起こした三菱みたいに繰り返し問題を起こしてしまうと、どこかのメーカーに買収という事も無いとは言い切れません。
まあ今回は行き過ぎたのが原因だったので、三菱と時を同じくして明暗を分けるような形になりましたが、明日は我が身という気持ちが無いと足元をすくわれてしまうという事にも繋がりかねません。
とにもかくにもこれからどんな風に変化して行くのか全く分からない感じですが、不正が発覚したところもそうでないところも良い方向に持って行けるようにしたいですね。
これからも車社会がわくわくするような発展をして行く事を祈りたいと思います。
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