ワゴンR スマイル 試乗レポート

wagonr smile スズキ(SUZUKI)

パッといきなり登場した印象のワゴンRの派生車種

見た目はワゴンRと言うよりも、どちらかと言うとハスラーに似ている感じがしました。
後ろがスライドドアになっているので、車高が高いせいか全体的に丸っこい印象を与えます。
その車高も程よい高さですので、乗り降りも楽ですし、見晴らしがいいので運転しやすいです。
安全面でもいろんな機能を標準装備しているので、年齢を問わず起こり得る運転中のうっかりをサポートしてくれる機能が満載です。

軽自動車でスライドドアを使用している車種は多くなりましたが、いずれも軽自動車の中では大きいサイズのものが多く、これくらいのサイズでスライドドアを採用している車は無かったので、そういう意味ではなかなか新しいですね。
日本の何かと狭苦しい道路事情を考えると、スライドドアというのは結構マッチしている部分があると思います。
普通のドアだと開けた時に幅を取るので、開けた瞬間に障害物が近くにあるとぶつけてしまったりする危険性が常に付きまとっています。
その点スライドドアというのは、開けても文字通り後ろにスライドするので場所は取りません。
なので近くに障害物があっても乗り降りしやすいというのが最大のメリットですので、小さいお子様がいるご家庭では、その恩恵をとても有難く感じるのかなと思います。
かと言ってスライドにも危険が無い訳では無く、開閉している時に手などを挟んでしまう危険性がありますので、注意が必要です。
最近の自動で閉まるドアは、挟み込み防止機構が付いているので、多少の危険性は回避出来るようになっていますが、そういうものにも過信するのは禁物です。

ガソリン車とハイブリッド車をラインナップ

燃費はスライドドアがネックになってしまうのか、通常のワゴンRと比べると若干落ちてしまいます。
価格の方もスライドドアは通常のドアよりも仕組みが複雑ですし、電動の物となるとどうしても割高になってしまうので、通常のワゴンRよりも高くなってしまいます。
それでも通常のワゴンRよりかは快適に乗れますし、特に3人いる家庭でしたら後部座席もゆったりとしていますので、いいんじゃないかなって思います。

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