初めて行ってみました
2019年3月31日にお台場で行われた痛車天国2019に行って来ました。
過去にも痛車の話題を出させていただいた事がありましたが、実はと言うと痛車のイベントに訪れたのは今回が初めてになります。
個人から企業の出展まで、幅広く全国から集まった痛車が勢ぞろいしたので、ぶっちゃけ完成度もバラつきがありましたが、それも見どころの一つかなって思いました。
会場は今年になって更に痛車の知名度もだいぶ上がって来たように思わせるような賑わいを見せていました。
コスプレイヤーはもちろん、外国からいらした人もチラホラ見掛けましたね。
なかなか幅広かったです。
居心地がいい雰囲気!?
痛車と言うと、車とアニメキャラとの融合という感じが既に定着していますが、今回会場を回っていて、車の中でもクラシックカーレベルの車がいくつか見受けられた印象があり、オーナーの方のこだわり感をそういうところでも感じる事が出来ましたね。
他にもアイドルがトラックの荷台のステージで歌って踊ったり、綱引き大会が行われたりと色んなイベントが間を挟んで行われていましたが、割とユルイ感じで行われているのが印象的で、何となくそれだけでもホッコリとして居心地の良さを感じました。
痛車のオーナーさんはほとんど自己満の世界だと思われてしまう部分もありますし、実際にもそういう部分はあるかと思いますが、それぞれのオーナーさんの思いが表現されていましたので、個々の車によってホント千差万別だなと思いました。
カスタムもいろいろ
痛車の王道はアニメキャラのカッティングシールをフロントやサイドに貼っていますが、それだけではなくフィギュアやぬいぐるみを置いたり、リアにウーハーを組んだり、モニターを付けたりとカスタムカーの要素もありますね。
メーターの部分までお気に入りのキャラに変えてしまっている強者の車もありましたね。
あとはやたらとスイッチみたいなのが付いているコンソールとか…
あのたくさんあるスイッチを全部ONにしたらどうなるんだろう…?と、ちょっと気になってしまいました。
中にはちょっと年式古めの車がこんだけカスタムされていれば十分でしょうと思えるくらい凝ったつくりをしたものもありましたね。
今回気になったものの一つにフィギュアよりも大きいサイズの人形もよく見受けられましたが、費用がなかなか高いみたいで、その人形を所持しているオーナーさんもみんな丁寧な取り扱いをしていたのが印象的でした。
同じキャラ一つにしてもオーナーさんたちの気持ちも加味されていたりして、それを見るのがまた面白いですね。
痛車以外も面白い
メインは痛車ですが、その他に痛トラックや痛バイク、痛チャリも少数ですが展示されていました。
痛トラックはぶっちゃけそれだと仕事は出来ないよねって思いたくなるようなつくりっぷりで、もはや商用車でありながら、飾っておくしかないんじゃないかっていうものもありました。
痛車ならではの『あるある』なのかもしれません。
痛バイクや痛チャリは四輪車と比べて圧倒的に貼れる個所が少ないですが、何気にそのちょっとした主張が返っていい感じで表現されているなって思いました。
どの痛車もそうかもしれませんが、青空駐車だと貼り付けたキャラの部分の劣化が早くなってしまうので、せっかくきれいに加工したとしても劣化させてしまうのが惜しいような気もします。
なので数年経つと意図的に剥がして新しいものと交換するオーナーさんも中にはいるみたいですね。
車好きは健在です
周りを見渡してみると、オーナーさんの年代も様々ですが、若そうな年代の人もポツポツいて、若者の車離れと言われて久しい昨今ですが、全くいなくなったわけではないですし、こういうイベントで見掛けるとちょっと安心感がありました。
この痛車天国のイベントでより一層車とアニメのコラボレーションが強くなって行けば、新しい色んなものが生まれて来たりして、両方の活性化に繋がって来るかもしれませんね。
お台場の痛車天国2019はこうして幕を閉じました。
規模も様々ですが、全国的に痛車のイベントが他にも行われていますので、独自の進化を遂げた痛車を一度見てみるのもいいかもしれませんね。
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